公開:2026.05.13 更新:2026.05.13
「万が一の時、派手な式はせず家族だけで静かに送ってあげたい」
「でも、初めての喪主で、何から準備すればいいのか全く分からない」
親御様の容態が心配な時期、このような不安を抱えている方は少なくありません。近年、葬儀の約半数が「家族葬」を選んでいるというデータもあり、その需要は年々高まっています。 しかし、安易に「家族葬=安くて楽」と考えてインターネットで格安プランを申し込み、トラブルになるケースも増えています。大切なのは、費用だけでなく「後悔しないお別れ」ができるかどうかです。
この記事では、家族葬の基本的な定義や費用相場、流れといった基礎知識から、失敗しない葬儀社の選び方までを分かりやすく解説します。読み終える頃には、ご家族にとって最適な「お別れの形」が明確になり、いざという時に慌てず判断できるようになるはずです。
家族葬とは、ご家族やご親族、親しいご友人のみで執り行う小規模な葬儀のことです。参列者の人数に厳密な決まりはありませんが、一般的には10名から30名程度で行われるケースが多く見られます。
近年、家族葬が増えている背景には、高齢化により参列できる関係者が少なくなったことや、形式にとらわれず故人とゆっくり向き合いたいというニーズの変化があります。 単に「規模が小さい」というだけでなく、義理の参列者への対応に追われることなく、心温まるお別れができるのが最大の特徴です。
葬儀の種類が多すぎて混乱してしまうという声をよく聞きます。特に間違いやすいのが「一日葬」や「直葬(火葬式)」との違いです。それぞれの特徴を表にまとめました。
| 種類 | 特徴 | 通夜 | 告別式 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 家族葬 | 親しい人のみで行う | あり | あり | 80万円前後 |
| 一般葬 | 会社関係や近隣も呼ぶ | あり | あり | 100万円前後 |
| 一日葬 | 通夜を行わない | なし | あり | 60万円前後 |
| 直葬 | 火葬のみ行う | なし | なし | 30万円前後 |
このように、家族葬は「通夜・告別式を行う」という点で、一般的な葬儀の形式を保っています。「儀式を省略しすぎて寂しい思いをしたくない」という方には、家族葬が最も適しています。
家族葬で最も悩ましいのが「どこまで声をかけるか」という線引きです。明確なルールはありませんが、トラブルを避けるために「二親等(おじ・おば、孫)まで」とするケースが一般的です。 判断に迷う場合は、「故人が最後に会いたがっていたか」「喪主として、今後もお付き合いを続けたいか」を基準に考えると良いでしょう。
重要なのは、呼ばなかったご親戚や知人への配慮です。葬儀後に「なぜ知らせてくれなかったのか」と言われないよう、事後報告の挨拶状を送るなどのケアが必要です。
「家族葬なら数十万円でできる」というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、実際にかかる費用の総額は、イメージよりも高くなる傾向があります。 株式会社鎌倉新書が行った「第6回お葬式に関する全国調査」によると、家族葬の平均費用は約105.7万円となっています。
出典:【第6回】お葬式に関する全国調査(2024年) アフターコロナで葬儀の規模は拡大、関東地方の冬季に火葬待ちの傾向あり|株式会社鎌倉新書
インターネット広告で見かける「8万円〜」などの表記は、葬儀を行わない「直葬」のプランであることがほとんどです。安さだけで飛びつかず、見積もりの内訳をしっかり確認しましょう。
葬儀費用は大きく分けて「葬儀一式」「飲食接待費」「お布施」の3つで構成されています。家族葬の場合の内訳は以下の通りです。
家族葬は飲食接待費が抑えられる反面、参列者からの香典収入も少なくなります。結果として、喪主様の実質的な持ち出し金額は、一般葬とあまり変わらないケースもあることを知っておきましょう。
「予算は限られているが、安っぽい式にはしたくない」という方は、葬儀社の「会員制度(互助会など)」を活用するのが賢い方法です。 事前に会員登録をしておくことで、一般価格から数十万円単位の割引が適用される葬儀社が多くあります。これは掛け捨ての保険とは異なり、積み立てた費用がそのまま葬儀代に充当される仕組みです。
特に京都・滋賀エリアでは、古くからこの会員制度を利用して、質の高い葬儀を適正価格で行う文化が根付いています。 今のうちに具体的な費用感を知っておくことは、将来の安心に繋がります。セレマでは、ご希望のエリアでの見積もりやプラン例を掲載した資料を無料でお届けしています。
いざという時は突然やってきます。特に病院で亡くなられた場合、数時間以内に搬送先を決めなければなりません。慌てないために、全体の流れを把握しておきましょう。
逝去・搬送
医師による死亡確認後、葬儀社へ連絡し、寝台車でご自宅または葬儀会館の安置室へ搬送します。
安置・打ち合わせ
枕飾りを行い、葬儀社と日程やプランの詳細を打ち合わせます。
納棺
故人様の身支度を整え、棺に納めます。
通夜
ご家族中心で、故人様との最後の夜を過ごします。
葬儀・告別式・出棺
読経、焼香を行い、最後のお別れをして火葬場へ向かいます。
火葬・収骨
火葬を行い、お骨を骨壺に納めます。
基本的な流れは一般葬と変わりませんが、時間の使い方が大きく異なります。一般葬では、喪主様は受付の確認や一般参列者への挨拶回りに追われ、故人様のそばにいる時間がほとんどありません。 一方、家族葬では形式的な挨拶が最小限で済みます。思い出話を語り合ったり、好きだった音楽を流したりと、ご家族だけでゆっくりと「感謝を伝える時間」を持つことができます。
家族葬は良いことばかりではありません。メリットとデメリットの両面を理解した上で選ぶことが、後悔しないための秘訣です。
国民生活センターには、葬儀サービスに関する相談が年間数百件寄せられており、その中には「見積もりより高額になった」「質素すぎて親族から苦情が出た」というケースも含まれています。
出典:大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと|国民生活センター
こうしたトラブルを防ぐためには、家族葬の実績が豊富で、親族間の調整や事後対応までアドバイスしてくれる葬儀社を選ぶことが重要です。
「家族葬なんてどこでやっても同じ」と思っていませんか? 実は、小規模な葬儀こそ、葬儀社の実力差がはっきりと出ます。初めての喪主でも失敗しないために、必ずチェックすべき3つの基準をお伝えします。
家族葬では、ご高齢の親族が参列されるケースがほとんどです。ネットで見つけた格安の葬儀社に頼んだら、自宅から遠く離れた不便なホールを指定され、移動だけで疲弊してしまったという失敗談は後を絶ちません。 ご自宅から車やタクシーですぐに行ける距離にホールがあることは、何よりの親切です。京都・滋賀エリアで120以上のホールを展開するセレマなら、ご自宅近くの会場が必ず見つかります。
「家族だけだから気を使わなくていい」とはいえ、式の進行がたどたどしかったり、案内が不親切だったりすると、喪主様が恥をかいてしまいます。 格安葬儀社の中には、経験の浅いアルバイトスタッフだけで運営しているところもあります。一方、セレマには厚生労働省認定の「葬祭ディレクター」をはじめ、プロのスタッフが多数在籍しています。「親戚の手前、しっかりとした式にしたい」というご要望にも、安心の品質でお応えします。
「プラン料金は安いが、ドライアイスや安置料が全て追加料金だった」というトラブルを避けるために、総額の目安を事前に確認できる葬儀社を選びましょう。 信頼できる葬儀社は、契約を急かしたりせず、事前の相談や見積もり作成に快く応じてくれます。元気なうちに一度ホールを見学し、スタッフの対応をご自身の目で確かめておくことをおすすめします。
家族葬の場合、服装は平服でいいのでしょうか?
A. 基本的には一般葬と同じ「準喪服(ブラックスーツなど)」を着用するのがマナーです。ただし、ごく親しい家族のみで行う場合は、事前に申し合わせた上で平服とするケースもあります。
香典は辞退したほうがいいですか?
A. どちらでも構いませんが、辞退される場合は事前にその旨を案内状などで明確に伝えておく必要があります。また、辞退しても持参される方がいらっしゃるため、直接ご辞退を伝える必要があり、せっかくのご好意を何度もお断りすることになります。
会員でなくてもセレマで家族葬はできますか?
A. はい、会員様以外のご依頼も承っております。ただし、事前にご入会いただくと葬儀費用が大幅に割引となるほか、様々な特典がございます。現在、エリアによっては、入会金のみで積立金が不要なプランなどもご用意しております。
家族葬は、単に「費用を安くするため」のものではなく、大切なご家族と心ゆくまでお別れをするための選択肢です。 いざという時は、誰しも冷静な判断ができなくなります。慌ててネットで検索した不慣れな業者に依頼し、「こんなはずじゃなかった」と後悔することだけは避けなければなりません。
「自宅から近く、実績のある葬儀社」を今のうちにリストアップしておくだけでも、喪主様の心の負担は大きく軽くなります。 セレマでは、京都・滋賀・大阪エリアでの家族葬の実績が多数ございます。まずは無料の資料を取り寄せて、ご家族で「どんなお別れにしたいか」を話し合うための第一歩としてご活用ください。
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