葬儀の受付係ガイド|当日の流れ・挨拶・マナーを徹底解説

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葬儀の受付係ガイド|当日の流れ・挨拶・マナーを徹底解説

公開:2026.05.15 更新:2026.05.15

葬儀の受付係ガイド|当日の流れ・挨拶・マナーを徹底解説

「会社の上司や親戚から、急に葬儀の受付を頼まれてしまった」 突然の大役に、戸惑いを隠せない方も多いのではないでしょうか。実は、ある調査によると約9割の方が「葬儀のマナーに自信がない」と回答しており、不安を感じているのはあなただけではありません。

出典:マナー不安は4人に3人!葬儀で大切なのは「作法」か「心」か? 参列者の本音が判明|株式会社NEXER

しかし、安心してください。受付係は「事前の準備」と「当日の流れ」さえ把握しておけば、決して難しい役割ではありません。

この記事では、年間10,000件以上の葬儀をお手伝いする「セレマ」が、受付係の心構えから、そのまま使える挨拶のカンペ、持ち物リストまでを完全網羅しました。 失敗できないプレッシャーを感じているあなたも、この記事を読み終える頃には、自信を持って当日を迎えられるはずです。ぜひスマホに保存して、会場でもこっそり確認しながらご活用ください。

葬儀の受付とは?「遺族の代表」としての心構え

まず最初に理解しておきたいのは、受付係は単なる「事務係」ではないということです。 あなたは、悲しみの中にいるご遺族に代わって、弔問に訪れた参列者を一番最初にお迎えする「遺族の代表(顔)」となります。 そのため、事務処理の正確さ以上に、「丁寧で温かい振る舞い」が求められます。とはいえ、過度に緊張する必要はありません。「わざわざお越しくださり、ありがとうございます」という感謝の気持ちを持って接すれば、その心は必ず相手に伝わります。

受付係の主な4つの役割

  • 参列者の確認:芳名帳への記帳をお願いする。
  • 香典の受け取り:大切な現金を預かり、管理する。
  • 返礼品の手渡し:会葬御礼などの品をお渡しする。
  • 会場の案内:式場や控室、トイレの場所をご案内する。

服装・持ち物・到着時間のチェックリスト

当日の朝に慌てないよう、前日までに以下の項目をチェックしておきましょう。特に服装は「準喪服(ブラックスーツ)」が基本ですが、男性の場合はネクタイや靴にも注意が必要です。

1. 服装・身だしなみ(男性編)

  • スーツ:黒のブラックスーツ(ビジネススーツの黒は避ける)。
  • シャツ:白無地のレギュラーカラー。
  • ネクタイ:黒無地(光沢のないもの)。くぼみを作らずシンプルに結ぶ。
  • 靴・靴下:黒の革靴(金具のない紐靴・ストレートチップ等が最適)、黒無地の靴下。
  • アクセサリー:結婚指輪以外は外す。腕時計も派手なものは控える。

2. 必須の持ち物リスト

  • 数珠:必須ではありませんが、焼香の際にあると丁寧です。
  • ふくさ:自分の香典を持参する場合に必要です。
  • 筆記用具:会場に用意されていますが、予備のボールペン(黒)が1本あると安心です。
  • ハンカチ:黒か白の無地。

3. 到着時間の目安

受付係は、開式の1時間前には会場に到着するのが鉄則です。 到着後は、喪主への挨拶や葬儀社スタッフとの打ち合わせ、用具の確認など、やるべきことが山積みです。遅刻は厳禁ですので、余裕を持って出発しましょう。

受付の流れと挨拶シミュレーション

ここからは、実際の現場での動きを時系列で解説します。当日はこの章をスマホで開いて、流れを確認しながら進めてください。

1. 受付準備(会場到着〜30分前)

会場に着いたら、まずは喪主・ご遺族の元へ向かい、挨拶を済ませます。

【挨拶の例】

「この度はご愁傷様でございます。本日は受付をお手伝いさせていただきます、〇〇です。精一杯務めさせていただきます」

その後、受付場所へ移動し、以下のポイントを確認します。

  • 設備の場所:トイレ、喫煙所、控室、自販機の位置(よく聞かれます)。
  • 用具の確認:芳名帳、ペン(インクが出るか)、香典受け、名刺受け。
  • 返礼品の数:足りなそうな場合はすぐにスタッフへ報告。

2. 参列者の対応(受付開始)

開式30分前頃から参列者が到着し始めます。姿勢を正して待ち、相手が受付の前に来たら一礼して挨拶します。

【基本の挨拶】

「本日はお忙しい中、お参りいただきありがとうございます」

【雨や雪の日】

「本日はお足元の悪い中、ありがとうございます」

【参列者が「この度はご愁傷様です」と言った場合】

「ありがとうございます(恐れ入ります)」

3. 香典の受け取りと管理

ここが最も重要な場面です。以下の手順で丁寧に行います。

  1. 1.

    受け取る

    参列者が香典を差し出したら、「お預かりいたします」と両手で受け取ります。

  2. 2.

    一礼する

    受け取った後、深く一礼します。

  3. 3.

    記帳を促す

    「恐れ入りますが、こちらにご記帳をお願いいたします」とペンを差し出します。

  4. 4.

    返礼品を渡す

    記帳が終わったら、「ありがとうございます」と言って返礼品(引換券の場合もあり)を手渡します。

【注意】金銭管理のリスクについて
香典をその場で開封して金額を確認するか、未開封のまま会計係に渡すかは、必ず葬儀社や喪主の指示に従ってください。自己判断での開封は、計算ミスや紛失トラブルの原因となります。

4. 閉式〜終了後の引き継ぎ

参列者の波が引いて開式時刻を過ぎても、遅れてくる方のために最低1名は受付に残ります。焼香の案内があった場合は、交代で行います。 式が終了し、出棺を見送った後、芳名帳や香典箱を責任を持って喪主(または会計係)に引き渡します。

【終了の挨拶】

「本日は無事に終了いたしました。芳名帳と香典をお渡しいたします」

これで受付係の任務は完了です。

こんな時どうする?よくあるトラブルとQ&A

マニュアル通りにいかないのが葬儀の現場です。よくある「困った」場面の対処法をまとめました。

Q1. トイレの場所を聞かれましたが、自分もわかりません。

A. 知ったかぶりをせず、近くのスタッフに頼りましょう。

「申し訳ございません、確認いたします」と伝え、すぐに葬儀社のスタッフを呼んでください。間違った案内をするのが一番の失礼になります。

Q2. 「香典辞退」の看板が出ていますが、無理に渡そうとする人がいます。

A. 丁重にお断りし、それでも引かない場合は喪主の判断を仰ぎます。

「申し訳ございません。ご遺族の強い意向により、お気持ちだけ頂戴しております」と伝えます。それでも置いていこうとする場合は、喪主様にお声がけし、直接対応していただきます。 一度受け取ってしまうと返すという事は難しく、勝手に受け取る事でトラブルになるケースもあります。

Q3. 自分の焼香のやり方が合っているか不安です。

A. 前の人の真似で問題ありません。

宗派によって回数などが異なりますが、気持ちを込めることが最優先です。どうしても不安な場合は、焼香台の近くにいるスタッフが小声で教えてくれますので、目配せで合図を送ってください。

受付係の「負担」を減らせるかどうかは、葬儀社選びで決まる

ここまで読んで、「やることが多くて大変そうだな…」と感じたかもしれません。 正直に申し上げますと、受付係の負担は「どの葬儀社を利用しているか」によって差が出ます。 国民生活センターには、葬儀に関するトラブル相談が年間数多く寄せられており、中には「スタッフの数が足りず、受付が混乱した」「事前の説明と違った」という事例も少なくありません。

出典:もしもの時に慌てないように! 葬儀サービスのトラブル|独立行政法人国民生活センター

良い葬儀社の場合、受付係を孤立させることは絶対にありません。常にスタッフが黒子として近くに控え、計算、案内、トラブル対応を全面的にサポートします。

セレマなら、大切なご友人に「負担」をかけません

もしあなたが将来、喪主として友人に受付を頼む立場になった時。大切な友人に「責任の重い仕事」を丸投げして、負担をかけたくはないはずです。 私たちセレマは、京都・滋賀エリアで60年以上の実績を持つ葬儀社として、以下の体制で受付係の方を徹底サポートしています。

  • 専属スタッフの常駐:受付係の方には「座って挨拶していただくだけ」の状態を目指し、実務や案内はスタッフがバックアップします。
  • 安心の設備環境:金銭トラブルを防ぐための設備や動線が計算されており、個人の責任に依存しない安全な管理が可能です。
  • 地域特有の慣習を熟知:京都・滋賀ならではの「水引の色」や「樒(しきみ)」の扱いなど、地域ごとのマナーもスタッフが熟知しており、恥をかかせません。

「もしもの時」について少しだけ考えてみませんか? いざという時、大切な人に負担をかけないための準備は、今から始められます。 まずは無料の資料請求で、セレマのサポート体制やプラン内容をチェックしてみてください。