公開:2026.07.28 更新:2026.07.28
お世話になった方の訃報を受け、供花の手配に迷われていませんか。
「相場はいくら?」「どんな花を選べばいい?」と不安に感じる方は多いものです。
特に最近増えている「家族葬」では、贈ってよいものか判断に迷うことも少なくありません。
また、供花の手配方法にも細心の注意が必要です。
「ネット通販で安く手配したら、式場で持ち込みを断られた」というトラブルも起きています。
祭壇の雰囲気と合わず、ご自身のお花だけが浮いてしまう失敗も避けたいところです。
本記事では、葬儀のプロが供花の基礎知識や金額相場を分かりやすく解説します。
宗教別の選び方から芳名札の正しい書き方まで、失敗しない手配のコツを網羅しました。
この記事を読めば、ご遺族に失礼のない供花を確実に手配できます。
供花とは、故人の霊を慰め、祭壇を飾るための生花です。
弔意を表す大切な贈り物であり、深い悲しみにあるご遺族への慰めの意味も込められています。
一般的には、故人と親しかった友人や会社関係者、親族などが手配するものです。
遠方で葬儀に参列できない場合でも、供花を贈ることで最後のお別れと感謝の気持ちを伝えられます。
供花と混同されやすいものに、枕花・献花・花輪があります。
枕花は通夜の前に自宅へ届ける花で、献花はキリスト教式などで焼香の代わりに供える花です。
花輪は屋外に飾る造花を指しますが、近年はスペースの都合で飾れる式場が減っています。
葬儀の祭壇に飾るお花を贈りたい場合は、供花を手配するのが正解です。
供花の金額相場は、1基あたり1万5,000円〜2万円程度が一般的です。
かつては祭壇の左右に飾るため、1対(2つセット)で贈る風習がありました。
しかし、近年は祭壇スペースの都合もあり、1基のみで手配するのが主流となっています。
ご遺族の負担にならないよう、高額すぎるお花は避けるのがマナーです。
関係性別の相場は、親族や会社関係なら1万5,000円〜3万円程度が目安です。
友人や知人の場合は、1万5,000円程度で手配することが多い傾向にあります。
会社関係として手配する際は、事前の慶弔規定の確認が重要です。
規定で上限金額が定められているケースがあるため、必ずチェックしておきましょう。
供花に選ぶべき花の種類は、宗教や宗派によって大きく異なります。
マナー違反を防ぐためにも、事前の宗教形式の確認が大切です。
ここでは、代表的な宗教別の供花の選び方を分かりやすく解説します。
誤ったお花を贈るとご遺族に対して失礼にあたるため、慎重に選びましょう。
仏式の葬儀では、白菊を中心にまとめたアレンジメントが最も一般的です。
近年は菊だけでなく、ユリや胡蝶蘭などを交えた白基調の洋花も人気を集めています。
落ち着いた色合いの上品な生花を選ぶのが基本のマナーです。
トゲのあるバラや毒のある花、香りが強すぎる花は避けるようにしてください。
神式の葬儀における供花は、仏式とほぼ同じルールが適用されます。
白い花を基調とした生花を選べば、マナー違反になることはありません。
ただし、神式特有の風習として、榊(さかき)を用いる地域や式場もあります。
地域ごとの慣習に左右されるため、手配前に担当の葬儀社へ確認すると安心です。
キリスト教式の供花は、他の宗教と全く異なる独自のマナーが存在します。
必ず生花のみを使用し、ユリやカーネーションなどの洋花でアレンジします。
また、最大の違いは「名札(芳名札)を一切付けない」という点です。
宛先も式場ではなく、ご自宅へお届けするのが一般的なルールとなっています。
近年は参列者を身内に限定する「家族葬」が増え、供花を辞退されるケースが目立ちます。
身内だけで静かに故人を見送りたいという、ご遺族の意向が強いためです。
株式会社鎌倉新書が2024年に実施した調査でも、家族葬の割合は全体の50.0%を占めています。
良かれと思って贈ったお花がご遺族の負担にならないよう、事前の確認が不可欠です。
出典:【第6回】お葬式に関する全国調査(2024年) アフターコロナで葬儀の規模は拡大、関東地方の冬季に火葬待ちの傾向あり|株式会社鎌倉新書
家族葬の連絡を受けた際、まずは訃報案内の文面を隅々まで確認してください。
「供花・供物・香典の儀は固くご辞退申し上げます」といった記載がないかを探します。
辞退の記載がある場合は、ご遺族の意向を尊重して一切手配しないのがマナーです。
無理に贈ることは、かえってご迷惑となりマナー違反とみなされてしまいます。
訃報案内に辞退の記載がない場合でも、勝手に手配するのは危険です。
しかし、ご遺族に直接問い合わせるのは、葬儀準備の負担を増やすため避けましょう。
最もスマートで確実な方法は、担当する葬儀社への直接確認です。
式場へ直接問い合わせれば、辞退の有無や持ち込みの可否をすぐに教えてもらえます。
供花を手配する際は、スピードと正確性が何よりも求められます。
お通夜や葬儀の進行を妨げないよう、適切なタイミングで注文しなければなりません。
また、名札の記載内容に誤りがあると、取り返しのつかない失礼にあたります。
ここでは、手配時の具体的なアクションと注意すべきマナーを解説します。
供花をお通夜に間に合わせるためには、タイムリミットを守る必要があります。
一般的には、お通夜当日の午前中までに注文を完了させるのが鉄則です。
葬儀・告別式から飾る場合でも、前日の夕方までには手配を済ませておきましょう。
訃報を受けたら後回しにせず、一刻も早く手配に向けて動き出すことが重要です。
芳名札には、贈り主の名前を正確かつ分かりやすく記載します。
会社として手配する場合は、「会社名・役職名・代表者名」をフルネームで書くのが基本です。
部署単位なら「〇〇株式会社 営業部一同」、数名なら連名で記載します。
文字の誤字脱字は大変失礼になるため、FAXやメールで正確に伝えましょう。
供花を外部の花屋やネット通販を利用して手配する場合は、葬儀社へ直接依頼する時とは異なるステップが必要になります。ご遺族や斎場への配慮として、以下の手順で進めるのがマナーです。
まずは、ご遺族ではなく担当する葬儀社へ直接連絡を入れます。「外部から供花を贈りたい」旨を伝え、以下の点を確認しましょう。
葬儀社によっては、全体の調和を保つための指定がある場合や、持ち込み自体をお断りしているケースもあります。
葬儀社への確認が取れたら、花屋やネット通販で注文を進めます。その際、以下の情報を漏れなく、正確に伝えてください。
親族一同や、会社・部署の連名で供花を贈る場合は、窓口となる担当者を1名決めておきましょう。別々に手配してしまうと、同じ宛先から複数の供花が届く「重複注文」のトラブルになりかねないため注意が必要です。
セレマの式場で行われるご葬儀であれば、ぜひ私たちに直接お任せください。
お電話一本で、供花の受け入れ可否から最適な手配まで、すべてプロがサポートいたします。
恩師や大切な方へのお気持ちを、最高のかたちで祭壇にお届けします。
マナーや相場に迷われた際も、経験豊富なスタッフが丁寧にご案内いたしますのでご安心ください。
供花は、故人様への最後のお気持ちを表す大切な贈り物です。
だからこそ、マナーを厳守し、間違いのない確実な手配が求められます。
本記事で解説した重要なポイントを振り返りましょう。
供花の手配で迷われた際は、プロのサポートに頼るのが一番の近道です。
故人様への感謝の気持ちがしっかりと伝わるよう、正しい知識で準備を進めてください。
供花は、故人様への最後のお気持ちを表す大切なものです。だからこそ、間違いのない確実な手配が求められます。セレマでは、供花の手配はもちろん、お葬式に関するあらゆるご不安に寄り添い、高品質なサービスを提供しております。もしもの時に備えたい方、葬儀の費用や流れを事前に知っておきたい方は、無料の資料請求をご利用ください。